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定石のやり方がなんとなくわかってきた(後編)

公開日: : 養豚について

定石のやり方がなんとなくわかってきたことで実際に行っていること

先日の記事の続きで、実際にどういうことをやっているのか、こちらも忘れないために書いてみたいと思います。

1.各ステージごとの餌を最適化している

各ステージそれぞれ自作のエサを使って行うかプラスアルファでリキッド飼料もしくは配合飼料を使っている感じになります。

豚の成長はいいが餌代コストが高くなってしまうとか、コストは抑えられたが成長が全然ダメとか幾度となく経験をして現状下記に落ち着いたのが本当のところです。

子豚舎では以前自作のエサを与えて、餌代コストを抑えようとしましたが、結局成長も悪くさらに死んでしまう子豚が多く、まったく生産性が悪かったので、配合飼料のみにして安定させました。

肥育舎は、リキッド飼料のみで運用しようとしましたが、資金繰りがとても厳しくなり、餌代コストと成長の兼ね合いをいい具合のところで調整しながら行ってます。

ストールと分娩室の母豚ですが、リキッド飼料はここ3か月与えるようにし、乳だしが明らかに変わり、ガンガン出るし、子豚が成長が著しい!なぜ早くやらなかったんだというくらいの効果が出てます。

肥育舎・・・いろいろ試行錯誤して自作のエサ(肥育用)+リキッド飼料(ビタミン剤肥育用入り)+干しイモ

子豚舎・・・こちらも試行錯誤してエサ会社の配合飼料

ストール・・・試行錯誤して自作のエサ(母豚用)+リキッド飼料(ビタミン剤母豚用入り)

分娩室子豚・・母乳+配合飼料(ミルク)

分娩室母豚・・試行錯誤して自作のエサ(母豚用)+リキッド飼料(ビタミン剤母豚用入り)

2.手間をかけるのは分娩室

これまで自分がテコ入れを入れてきた順番は、肥育舎→子豚舎→ストール・種付け→分娩室 養豚初心者だったので、わかりやすいところからテコ入れをしてきた。(学んで改善しての繰り返し)

養豚で重要なのは種付けと分娩室。売り物(豚)を作ることそして一番死亡率が高い分娩室でいかに抑えるか。これに尽きる。

種付けはベースで行うことはとても重要。手間をかけるのは分娩室。ここで手間をかけるかかけないかで売上が変わってくる。

基本肥育舎や子豚舎はエサが決まってから見回りくらいで基本は放置。気になっても自分でやらず従業員に指示をして自分は分娩室。ここで多くの子豚を生ませ、死なせず大きくさせることで後々が楽。

3.投資をするのは種豚・分娩室

やはり商品を作るものは投資をする。養豚でいえば母豚や雄豚。よい母豚はばらつきがなく、子数が多く、乳だしもよく、病気けがをしない豚。あとは母豚の更新をするのは重要。

年を取った母豚はやはり若い母豚に勝てない。そのために定期的に若い母豚を入れて、古い母豚を廃豚にすることが重要。

あと雄豚。いかに種付けを行えて、精液が活力がみなぎっているか。

そして、分娩室は今までガスで暖を取っていたんですが、冬場のガス代の値段に毎年びっくりして、さすがにこれは変えないとやばいなと思い、ガス代を抑えられてさらに子豚にも良いということで電熱マットを入れてました!

すると子豚がなんて気持ちよさそうで寝るんだ!!ってくらいよく寝てよく育つようになりました。

こちらは徐々に電熱マットを入れていきたいと思います。そして子豚舎も寒いのでゆくゆくはこちらにも入れたいと思います。

ここがわかるまで、4年。。。力を入れるところを力を入れて、手を抜くところを抜く。毎日のことだから意識して行きたいと思います。

 

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